よく知られるように、2.0系のサービス開発では、俗に「LAMP」(Linux,Apache,MySQL,Pearl(or PHP))と言われるオープンソースのソフトウェアを使うのが一般的になり、従来よりもその開発コストは大幅に下がった。では医療IT分野ではどうだろうか?。EHR(Electronic Health Records)のオープンソース・ソフト”WorldVistA“が、米国で注目され始めている。 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: Web医療サービス
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Google Health: 消費者の三つのコア・アビリティー
前回エントリーの続き。アメリカ医療情報科学協会(AMIA)カンファレンスで、Googleのアダム・ボスワース氏が発表した”Putting Health into the Patient’s Hands – Consumerism and Health Care”と題するスピーチでは、以下の三点が消費者が持つべきコア・アビリティーとして提起されている。 続きを読む
GoogleHealth 再び?
5月22日、フロリダで開催されたアメリカ医療情報科学協会(AMIA)主催のカンファレンスにおいて、GoogleのVP(Vice President)にして医療部門を統括するアダム・ボスワース氏が”Putting Health into the Patient’s Hands – Consumerism and Health Care”と題されたキイノートスピーチをしている。ボス・ワース氏の発言については当ブログでも注視してきた(こことかここ)が、Googleの医療分野に対する取り組み方針が、徐々に明確な形を取りつつあると感じられるスピーチである。米国ブログスフィアでは「いよいよ、GoogleHealthの起動が近づいているのでは」との声も高まっている。 続きを読む
患者と医師のWeb医療情報共有状況
患者がWebで検索して見つけ出した医療情報は、その後、どのように処理されているのだろうか。医師にその情報を話し、詳しい説明を求めたり、その情報をもとに治療方針を相談したりしているのだろうか。それとも、医師には黙っているのだろうか。逆に、医師は患者からWebの医療情報を示されたとき、どのような反応をしているのだろうか?。
患者学習の一環としてそのことを肯定的に是認しているのだろうか。それとも苦々しく、煩わしく思っているのだろうか?。 続きを読む