患者オピニオン集約、分析、社会伝達

患者のコトは、患者にきけ。

早いもので、もう二月。石神井公園では梅園の寒紅梅が盛りだ。今年はゴイサギやアオサギが多く、例年にもまして三宝寺池は鳥達でにぎやかだ。

昨年は、当ブログもYahoo!ニュース個人ニュースも、あまりエントリをポストすることができなかった。ちょうど一年前頃から開始したテキストマイニング試行に、かなりの時間を費やしたことがその主な原因であったが、家庭の事情もあった。あれやこれやで、折々の自分の考えをエントリにまとめ、公開することまで力がおよばなかったのである。今年は、できるだけ書いていこうと考えているが、さてどこまでやれるだろうか。

一昨日Yahoo!個人ニュースにポストしたエントリでは、最近話題騒然のSTAP細胞開発について書いてみたのだが、想定していた最終結論までたどりつけず、なんとも中途半端なエントリになってしまった。STAP細胞開発という破壊的イノベーションに触発されて、Health2.0やTOBYOプロジェクトの再考へと展開したかったのであるが。

STAP細胞については、ネット上で様々な賞賛があふれているが、従来の定説や常識を軽やかに飛び越えてみせたその自在で柔軟な思考のあり方に、世の多くの人が共感したということだと思う。また高度に複雑な技術によってではなく、あっけないほどシンプルな方法によって高度な成果を生み出すという、その「コロンブスの卵」的な発想が、新鮮な驚きを喚起したということもありそうだ。 続きを読む