特化型医療SNS “SpineConnect”

spine_s

米国の医療SNSは百花繚乱の状態だが、その中でも“SpineConnect”は脊椎外科医に対象者を限定したSNS。一昨年の秋にローンチして以来、現在では登録医師数は全世界で800を越すと言う。脊椎関係外科医師の現状から見て、この800という数が多いのか少ないのか、筆者には判断がつかないが、サイトに掲出されたコメントによれば順調に登録医師数を伸ばしているらしい。 続きを読む

新しい医師コミュニティ “iMedExchange”

imed

今秋、ベータ版が登場する”iMedExchange”は、「最も医師の役に立つオンライン・プレース」を標榜する医師専門の新しいコミュニティサービス。医師SNSを軸に、さまざまなサービスを付加する予定のようだ。紹介アニメはこちら。   続きを読む

Web医療情報利用動向

DATA

消費者はWeb上の医療情報をどのように利用しているか。最近、米国で発表された調査結果からひろってみる。

まずジュピターリサーチ社が発表した情報検索行動調査(US Health Consumer Study 2007 )によれば、一般にユーザーの特定医療関連サイトに対するロイヤルティは低く、また検索結果に対する反応も、「情報ソースの信頼性」よりも「情報の適切性」を重視する傾向が明らかにされた。さらにWeb医療情報のヘビーユーザーは、医療特化型バーティカル検索エンジンを利用する機会が多いことも判明した。 続きを読む

医療情報提供サイトのレーティング

heatlhrating
非営利団体が運営する”Rating of Health Web Sites”は、WebMDのような医療情報提供サイトを、さまざまな基準から評価しレーティング(格付け)するサイト。今回、米国主要20サイトのレーティング結果を発表している。 続きを読む

注目される「ヘルスケア・アンバウンド」市場


(Vince Kuraitis氏作成キイノート・プレゼンテーション「ヘルスケア・アンバウンド)

今月半ばサンフランシスコで開催された”Healthcare Unbound Conference”。ドミトリー・クルグリャク氏のコメントは先日のエントリーで紹介したが、その後Health2.0関係のブロゴスフィアでかなり大きな反響を呼んでいる。

「ヘルスケア・アンバウンド」とは、在宅医療を可能とする遠隔モニタリングや遠隔診療の技術の総称である。患者が病院のベッドに縛り付けられることなく、自宅でのびのびと必要な医療を受けられることを目指すもので、特に慢性疾患の予防段階においてDM(ディジーズ・マネジメント)と組み合わせて実施されるようなイメージが提起されている。コンファレンス出席者(主にVince Kuraitis氏)のブログから、ヘルスケア・アンバウンドのポイントを以下にメモっておく。 続きを読む