消費者が医療選択に使う情報ソース

DATA
調査会社フォレスターリサーチ社が今月、「消費者の選択に影響を与える医療情報提供ツール」と題する調査レポートを発表した。

それによると、ほとんどの消費者(60%)はロコミで病院や医師のクオリティを評価している。また27%の生活者がオンラインの情報ソースを使用しており、中でも消費者はどちらかと言うと、医療保険会社のWebサイトを利用する傾向がある。 続きを読む

医療関連ニュースのレビュー”HealthNewsReview”

HealthNews

マスコミから毎日あふれるように報道される医療関連ニュース。米国主要60報道機関が配信する医療関連ニュースをレビューするサイトが注目されている。いわばジャーナリズムに対するレーティング機関である。 続きを読む

雑誌「ジャミックジャーナル」8月号に登場します

jamic医師向け雑誌「ジャミックジャーナル」(日本医療情報センター)から取材を受け、8月号特集「医師の集合知 ~Webでの可能性を探る~」で記事を掲載してもらいました。

「Webの世界は、Web2.0の概念によって大きく様変わりした。ブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などにより、個人が情報発信しやすくなり、また多くのネットワークも誕生している。そして、Wikipediaを代表とする集合知というものも特徴的なものとなった。医療の分野においても、Webのそうした流れに影響を受けないはずはない。今回は医師の集合知と言うことをテーマに、日本での新しい動きや今後の可能性について探ってみたい。」(特集巻頭言)

当方コメントは、特集の中の「医学・医療に関するWikiの海外事情」と題するコーナーに掲載されています。よろしくご一読下さい。

三宅 啓  INITIATIVE INC.

患者コミュニティ”MDJunction”

junction

新しい患者コミュニティ登場。“MDJunction”は患者体験と患者ナレッジを共有するSNSサービスを提供している。「オンライン・サポートグループ」と呼ばれる病気ごとのコミュニティを中心に、「ヘルス・フォーラム」、「ヘルス・アーティクル(論文)」などから医師評価に至るまで、患者体験に基づいたUGC(User Generated Contents)が提供されている。全体の作りも、非常にシンプルなサービスである。 続きを読む

闘病記とPHRに関するメモ

diary

昨日のリストを見ても分かるように、米国ではすでに大変な数のPHRが提供されており、この数は増加の一途をたどっている。だが、供給側のこの盛況ぶりに比し、生活者側の関心はまだまだ低い。

先週発表された米国保険会社Aetnaの調査によれば、PHRが何を意味するか知らない、わからない人は回答者の64%にのぼる。残り36%の回答者のうち、実際にPHRを使用していたのは11%に過ぎなかった。また、PHRをよく知っていると回答した人は全体の16%。同時に、個人健康情報の管理実態に関して次のことがわかった。 続きを読む