「GoogleEarthの人体版みたいなものだ」とIBMチューリッヒ研究所医療プロジェクトを率いる研究員Andre Elisseeff氏は言う。「EHRの動きを加速させたいと願い、われわれは医療者が医療データに簡単にアクセスできるように努力したんだ。患者ケア改善を可能にするデータをできる限り簡単にやりとりできるように、医療データとビジュアル・プレゼンテーションを結びつけることによってね(ScienceRollのインタビューより)」。 続きを読む
月別アーカイブ: 2007年10月
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Google資本の遺伝子ベンチャー「23andMe」
ウェブは家庭の第一の医療情報源:(米国ウェブ医療情報利用実態調査より)
最近のBurst Media社の調査によれば、米国市民の約80%がインターネットで医療情報を収集していることがわかった。「インターネットは人々が医療情報を探す方法を変えた。特に家庭の医療について変えた。消費者が医療トピックスを調べる方法を理解することは、非常に敏感な聴衆に対し、企業・団体が実践的な日々の健康情報のみならず、価値ある医療情報をより良く伝えるために役立つ。」とBurst Media社のCEOであるジャービス・コフィン氏は述べている。 続きを読む
確かな医療情報をみんなで協力して集める:「WEGOHealth」
医療情報の検索は依然として大きなテーマである。毎日たくさんの人々が医療情報を求めてウェブにやって来るが、現状の検索エンジンがそれらのニーズを十分に充たしているとは言いがたい。そこには未解決な問題が山積しており、またそれらに対し実にさまざまなアイデアが登場している。 続きを読む
コミュニティの治癒力:「ソフィアズ・ガーデン」
Health2.0コンファレンスで多数紹介されたニューサービスの中で、ひときわ注目を集めた患者SNSが「ソフィアズ・ガーデン」であった。実はまだこのSNSは稼働していない。コンファレンスではプロトタイプは紹介されたようだが、このSNSが注目されているのはその「Healing in Community」というコンセプトにあるようだ。
2002年3月15日、このサイトの共同創立者であるリチャード・ハッチ氏とカレン・ヘルツォーク氏夫婦は、生後10か月の娘ソフィアが余命三年と宣告された。ソフィアはニーマンピック病という不治の遺伝性疾患にかかっていたのだ。 続きを読む