昨夜NHK教育で「ともに生きる▽患者と医師のコミュニケーション~心通う医療のために」という2時間ものの特集番組がありました。実は、開始してから1時間ほど経ってから見始めたのですが、出演タレントが「あーだ、こーだ」とコメントするのに辟易し、番組に対する興味を失いました。番組の雰囲気に、反射的な拒否反応をしてしまったかのようでした。 続きを読む
月別アーカイブ: 2007年3月
NEWS:米国RHIO(地域医療情報機関)の破綻
米国で医療IT化の重要な一翼を担うと期待されたRHIO(地域医療情報機関:Regional Health Information Organizations)であるが、その中でも早い時期に設立されたカリフォルニア州のサンタ・バーバラ群医療情報エクスチェンジの破綻が今月3月になって明らかになった。 続きを読む
医療評価サイトが提起する問題
今週は米国の医療評価サイトを二つご紹介しました。“Healthcare Facts”は食品や飲料の栄養成分表示ラベルの形式を使って、生活者に親しみやすく分かりやすい医療評価情報提供の工夫をしていました。一方、昨日取り上げた“CalHospitalCompare”はサイトデザインはシンプルながら、かなり本格的な病院選択が出来るように、包括的な医療評価情報を提供しています。 続きを読む
Data:米国で広がる医療ソーシャルメディア利用
先月2月15日、マーケティング調査会社のジュピターリサーチ社が、医療UGM調査”Online Health: Assessing the Risk and Opportunity of Social and One-to-One Media”を発表した。
その調査結果によれば、米国の成人インターネットユーザーのうち、34%(約5400万人)が昨年一年間に医療や保健の問題に関するUGMのコンテンツを見たことがあると答えている。
NEWS:医療評価サイトの本格派起動!
今週3月6日から米国カリフォルニア州で、生活者の病院選択のための医療評価サイト”CalHospitalCompare“が立ち上がった。米国でこれまで、さまざまに収集されてきた病院の評価データを分散リソースから集約し、包括的でしかも分かりやすくシンプルに提示している。従来から米国ではアウトカム(結果)データをはじめ、医療評価データは多様に公開されていたが、ともすると数値の読み方などが専門的で、一般の生活者が活用できるレベルでは提供されていなかった。 続きを読む