とうとうプロトタイプが公表されたGoogle Health。医療系のブロゴスフィアではこれをめぐって話題騒然である。だが、まだプロトタイプということもあり、ディテールを論じるケースは少なく、むしろ医療改革という大きな文脈において、Googleを筆頭とする医療にとっての「外部新興勢力」の役割を論じるブログを多数見かけた。 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: Health2.0
返信
ベールを脱いだ”Google Health”
(GoogleHealthのプレゼンテーションを行うアダム・ボスワース氏)
Source: AlphachimpStudio.
GoogleHealth、コードネーム”Weaver”。
昨日のエントリーでニューヨークタイムス記事を紹介したが、どうやらGoogle Health(以下、GHと略す)のプロトタイプは、このプロジェクトの責任者であるアダム・ボスワース氏から一部の関係者に対し発表されたようである。今日になって、ネット上にはGHプロトタイプのスクリーンショットが出回り始めたので、概要をまとめておく。 続きを読む
GoogleHealth 対 Microsoft X
今年に入って、米国のWeb医療情報サービス市場は活況を呈している。5億ドルの投資総額が話題になったRevolutionHealthのこの春ローンチをはじめ、老舗のWebMDなどは今年になって大きく集客実績を伸ばしており、他の新興プレイヤーも大きな資金調達を獲得したりと、米国Web医療情報サービス市場は、90年代末のドットコム・バブル期以来のともいわれる空前の好況なのである。 続きを読む
ポッドキャスティングで医療情報提供
手軽に音声情報でニュース配信できるポッドキャスト。以前のエントリーでも取り上げたが、その後、医療情報提供サービスが充実してきている。
まず米国政府機関であるAHRQ(医療品質研究調査機構)のポッドキャスティングサイト“Healthcare 411”が充実している。その活動ミッションとして「すべてのアメリカ人のための、医療の品質、安全、効率と効果の改善」を掲げるAHRQ(「アーク」と読む)だが、全米医療機関評価プロジェクト”HCAHPS”を推進してきたことが思い出される。 続きを読む