来週(9月17日)から、OrganizedWisdomが全面的にリニューアル&リローンチする。OrganizedWisdomは、過去にこのブログでも紹介したが、昨年夏ローンチされてから患者体験に着目する新しいタイプの医療ウェブサービスとして注目されてきた。われわれの「TOBYO」と非常に発想が近いということもあり、この一年間、親近感に似た感情を持って注視してきた。 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: Health2.0
GoogleがWebMDを買収?
今日のブロゴスフィアは、「GoogleがWebMDを買収するのでは・・・」との話題で騒然。しかし、アダム・ボスワース氏がGoogleを去るやいなや、見計らったようにこんな話が出てくるということは・・・・・と勘ぐってしまう。タイミングが良すぎるのである。
この話の出所は9月12日付け「CNN Money.com」で、アナリストの観測やアダム・ボスワース離脱の周辺情報などを含め、Googleが医療ウェブ市場で買収を含む新たなディールに乗り出すのではないかという記事を出している。 続きを読む
アダム・ボスワース氏、Google辞任の波紋
昨日、安倍首相の突然の辞任表明には驚いたが、それ以上に「アダム・ボスワース氏、Google辞任」のニュースは当方にとって衝撃的であった。さっそく昨日、今日と、ワシントンポストなどメインストリーム・メディアをはじめ、Health2.0関連ブロゴスフィアもこの話題を取り上げている。 続きを読む
どうなるGoogle Health?。 前途、視界不良。
先月中頃、そのプロトタイプが発表され、ようやくその全体像が明らかになったGoogleHealth(コードネーム”Weaver”)だが、その開発責任者でバイスプレジデントのアダム・ボスワース氏がGoogleを去ることがわかった。 続きを読む
「プロフェッショナルSNS」の考察
先週のエントリー(医師SNSのSermoがFDA(米国食品医薬品局)と提携)を書いた後で、医療SNSをめぐり、いくつか気になるポイントが頭に浮かんだ。それを整理してみると、どうやら二つの問題に集約されそうだ。そのうちのひとつは「SNSの新しい展開の可能性」。そしていまひとつは「観察と調査」の問題である。
このブログでもかなり紹介してきたが、ここ一年くらいの間に米国では医療者SNSが多数出現した。だが、Sermoなどを考えてみると、これまで一般的にSNSと称されてきたサービスとは性格がだいぶ違うような気がする。従来のSNSは、いわば「お友達ネットワーク」という性格を持ち、主として社交の場をネット上に提供するものであった。 続きを読む