Google Health の波紋

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とうとうプロトタイプが公表されたGoogle Health。医療系のブロゴスフィアではこれをめぐって話題騒然である。だが、まだプロトタイプということもあり、ディテールを論じるケースは少なく、むしろ医療改革という大きな文脈において、Googleを筆頭とする医療にとっての「外部新興勢力」の役割を論じるブログを多数見かけた。 続きを読む

医療情報ソースとしてのインターネット

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米国成人で、インターネットを医療と健康の主要な情報ソースとして利用する人の数は、かかりつけ医を主要な医療情報ソースと頼っている人の数とほとんど等しいことがわかった。

Ask.comが調査依頼し、Harris Interactive Inc.が調査実施した「The 2007 Consumer Medical and Health Information poll」によると、70%の米国成人が主要な医療情報ソースとしてインターネットを利用しており、72%が、かかりつけ医を主要なソースとしていると答えた。 続きを読む

ベールを脱いだ”Google Health”

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(GoogleHealthのプレゼンテーションを行うアダム・ボスワース氏)
Source:
AlphachimpStudio.

GoogleHealth、コードネーム”Weaver”。
昨日のエントリーでニューヨークタイムス記事を紹介したが、どうやらGoogle Health(以下、GHと略す)のプロトタイプは、このプロジェクトの責任者であるアダム・ボスワース氏から一部の関係者に対し発表されたようである。今日になって、ネット上にはGHプロトタイプのスクリーンショットが出回り始めたので、概要をまとめておく。 続きを読む

GoogleHealth 対 Microsoft X

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今年に入って、米国のWeb医療情報サービス市場は活況を呈している。5億ドルの投資総額が話題になったRevolutionHealthのこの春ローンチをはじめ、老舗のWebMDなどは今年になって大きく集客実績を伸ばしており、他の新興プレイヤーも大きな資金調達を獲得したりと、米国Web医療情報サービス市場は、90年代末のドットコム・バブル期以来のともいわれる空前の好況なのである。 続きを読む

インターネットで医療情報検索する消費者、増加

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オンライン・マーケティングのプロスペクティブ社の新しい調査によれば、75%の調査回答者が「インターネットは最も信頼できる薬物療法情報ソースだ」と回答している。また、15%の回答者は「放送メディアが最も信頼できる薬物療法情報ソースだ」としており、10%は「雑誌が最も信頼できる」としている。 続きを読む