海外ではHealth2.0に代表される新しいムーブメントが医療の分野で起動しつつあるが、日本ではそのような動きは今のところない。Health2.0関連の日本語の情報自体がまだ圧倒的に少ない。そんな中で、偶然、薬事日報ウェブサイトで「医療2.0≪医療とWEB2.0≫」という連載コラムが始まることを知り、期待して読んでみたが・・・・・。
師曰く、「期待は失望の母である」。 続きを読む
海外ではHealth2.0に代表される新しいムーブメントが医療の分野で起動しつつあるが、日本ではそのような動きは今のところない。Health2.0関連の日本語の情報自体がまだ圧倒的に少ない。そんな中で、偶然、薬事日報ウェブサイトで「医療2.0≪医療とWEB2.0≫」という連載コラムが始まることを知り、期待して読んでみたが・・・・・。
師曰く、「期待は失望の母である」。 続きを読む
その後もHealth2.0コンファレンスのインパクトを受けて、多数の次世代医療をめぐる論考がブロゴスフィアを賑わせている。昨年から徐々に下地は準備されていたのだろうが、コンファレンスでそれは臨界点に達したかのようである。まさに一つの待ち望まれたムーブメントがようやく姿を現し、常に「ステイタス・クォ」へと傾斜し続けてきた医療業界の「常識」や「医療観」を揺さぶり、巨大な社会的イナーシャを獲得しながら前進している。 続きを読む
最近、「今後」について、問われることが多くなってきました。
取引先、友人、先輩、尊敬している企業家、そして親。曰く、「医師はやめるのか?企業家として生きていくのか?(Next Doctors’ Diary)
今月、注目の「NextDoctors」を立ち上げた起業家にして医師である、株式会社メディカル・オブリージュ石見さんの言だが、今までにない新しい生き方を選択したことが、周囲から胡乱な眼で見られているのか。 続きを読む
先週のエントリー(医師SNSのSermoがFDA(米国食品医薬品局)と提携)を書いた後で、医療SNSをめぐり、いくつか気になるポイントが頭に浮かんだ。それを整理してみると、どうやら二つの問題に集約されそうだ。そのうちのひとつは「SNSの新しい展開の可能性」。そしていまひとつは「観察と調査」の問題である。
このブログでもかなり紹介してきたが、ここ一年くらいの間に米国では医療者SNSが多数出現した。だが、Sermoなどを考えてみると、これまで一般的にSNSと称されてきたサービスとは性格がだいぶ違うような気がする。従来のSNSは、いわば「お友達ネットワーク」という性格を持ち、主として社交の場をネット上に提供するものであった。 続きを読む