EU各国の「健康ICカード」導入状況

germancard_s

(ドイツの健康ICカードGesundheitskarte。裏面がEU健康保険証になっている)
先のエントリーで、ブルガリアが来月から「健康ICカード」のテストプロジェクトを開始することを報告したが、実はEU全体で「健康ICカード」の導入は進められている。その状況を概観しておく。 (EUの場合カードとして「スマートカード」を使用している) 続きを読む

看護師SNS “NurseConnect”

nurseconnect

医師SNSはSermoをはじめ大量に登場している。しかし、いささか同質化がきつく食傷気味。今後、大胆な差別化アイデアが必要な分野になっている。

それでは看護師のほうはと見ると、奇妙なことにこれがほとんどない。ようやくベータ版で登場してきたのがこの“NurseConnect”。このサイトを運営しているのは 医療関連人材派遣会社であるらしい“AMN Healthcare”。 続きを読む

医療情報ソースとしてのインターネット

research_s

米国成人で、インターネットを医療と健康の主要な情報ソースとして利用する人の数は、かかりつけ医を主要な医療情報ソースと頼っている人の数とほとんど等しいことがわかった。

Ask.comが調査依頼し、Harris Interactive Inc.が調査実施した「The 2007 Consumer Medical and Health Information poll」によると、70%の米国成人が主要な医療情報ソースとしてインターネットを利用しており、72%が、かかりつけ医を主要なソースとしていると答えた。 続きを読む

インターネットで医療情報検索する消費者、増加

DATA

オンライン・マーケティングのプロスペクティブ社の新しい調査によれば、75%の調査回答者が「インターネットは最も信頼できる薬物療法情報ソースだ」と回答している。また、15%の回答者は「放送メディアが最も信頼できる薬物療法情報ソースだ」としており、10%は「雑誌が最も信頼できる」としている。 続きを読む

Web医療情報利用動向

DATA

消費者はWeb上の医療情報をどのように利用しているか。最近、米国で発表された調査結果からひろってみる。

まずジュピターリサーチ社が発表した情報検索行動調査(US Health Consumer Study 2007 )によれば、一般にユーザーの特定医療関連サイトに対するロイヤルティは低く、また検索結果に対する反応も、「情報ソースの信頼性」よりも「情報の適切性」を重視する傾向が明らかにされた。さらにWeb医療情報のヘビーユーザーは、医療特化型バーティカル検索エンジンを利用する機会が多いことも判明した。 続きを読む