三宅 啓 の紹介

株式会社イニシアティブ 代表 ネット上のすべての闘病体験を可視化し検索可能にすることをめざしています。

製薬会社がTwitterを広報に活用:ベーリンガーインゲルハイム

今年になってTwitterが医療機関で広く利用されるようになったが、製薬会社では広報など企業コミュニケーション活動ツールとしてTwitterを活用するケースが増えてきているようだ。中でも、一番熱心にTwitterに取り組んでいるのがベーリンガーインゲルハイム社。同社広報担当John Pugh氏が、非常にわかりやすいプレゼンスライドを公開したのでご紹介しておきたい。

日本ではまだ企業広報にTwitterを活用する例は少ないようだが、今後、まちがいなく増えていくだろう。製薬企業にとっては、特にスピードが要求される情報配信、たとえば薬品情報アップデートなどに威力を発揮するものと思われる。

三宅 啓 INITIATIVE INC.

新しいパブリックセクター

AtlanticR&B

先週から体調をこわしたこともあり、この「秋の連休」は全面的に休養しブログも休んだ。ひたすら自宅で音楽を聴いて過ごしたが、連日の仕事から離れ、ほど良い空白期間を得ることができた。まったく違う角度から再度自分の立ち位置を見つめることも、ときには必要だ。

連休を通して、もっぱら60年代AtlanticのStax/Volt系ソウルミュージックをアナログ音源で聞いたが、やはりこのあたりの音は古いMMカートリッジの方が良く鳴る。ロック、ソウル、ジャズなどのジャンルで、結局、一体何を聞いているのかと言えば、やはりドラムスの音を聞いているのだと最近思うことが多い。ドラムスの鳴り方が、これらの音楽を基本的に決定しているといってもよいだろう。そして、音を繊細に上品に聴かせる新しいカートリッジはドラムス再生には不向きであり、むしろ荒削りで大ざっぱな、古くて安物のカートリッジのほうが、より好ましいドラムスの音を再現してくれる。 続きを読む

ロックンロール医療改革!


オバマ政権の米国医療改革はかなり難航しているようだ。それに苛立つアマチュア中年ロックンローラーの「怒りのプロテストロック」がYouTubeに登場!。WHO発表の医療ランキングで、米国医療の世界37位という体たらくに怒りをぶつけている。

もう10数年くらい前になるだろうか、当方は、昨今の「おやじバンド」ブームを先取りするかのように中年ロックバンドを結成し、電通グループのバンドコンテストでグランプリを3回取ったが、こんなビデオを見ると燃えてくるぜ。ちなみにバンドの名前は「NASSO」(ナッソー)。さかさまに読めば、意味はわかるようになっている。また、バンドやりたい。

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「2009ウェブトレンド5」と闘病体験の構造化

Richard MacManusgが主催するブログサイト”ReadWriteWeb“で、”ReadWriteWeb’s Top 5 Web Trends of 2009“が発表された。それによると、Top5は次のようになっている。

  1. Structured Data
  2. Real-Time Web
  3. Personalization
  4. Mobile Web / Augmented Reality
  5. Internet of Things

これらはいずれも、今、インターネットで起きている重要なトレンドだろうが、TOBYOプロジェクトに携わってきた当方としては、やはりどうしても最初にあげられているStructured Data(構造化されたデータ)に目が向くのはいたしかたない。TOBYOプロジェクトは言ってみれば「闘病ユニバースに存在するデータを構造化する試み」であるからだ。 続きを読む

米国EMR導入の現状: CBS”Sunday Morning”より


Watch CBS Videos Online
9月13日のCBS”Sunday Morning”がEMR導入をめぐる米国における諸問題を取り上げている。これは”Charting a New Course”と題するニュースレポートで、現在オバマ政権が進めようとしている医療IT化政策が直面する問題を、非常に手際よくまとめている。

だが、このレポートでは肝心なところが抜け落ちている。これまで医療IT化が遅々として進まなかった原因は、医療現場や予算や「プライバシー&セキュリティ」問題だけではない。この春からの「CCHIT認証問題」や「EHR1.0批判」などで明らかになったように、旧来の医療ITベンダが提供してきた「過剰装備でコスト高の”完全無欠システム”」の問題が大きい。

●記事: “Charting a New Course” 

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