DFC開発メモ

 tool

もともとTOBYOプロジェクトはシンプルなサービスを目指してきたと思う。いや、最初から積極的に目指してきたというよりは、むしろ結果としてそうなったと言った方が正しいのだろう。そして、このシンプルさに今後もこだわりたいと考えている。特定分野にシンプルに特化し、シンプルな機能を実現するツールであり続けたいと考えている。

中途半端な拡張より、愚直なシンプルさの方が強いに決まっている。あれもこれもと戦線を拡張するたびに、要所の手当ては薄くなり、全体としての脆弱性は増すだろう。たとえばコンテンツだが、TOBYOプロジェクトはコンテンツを作らない。コンテンツはユーザーが自分の好きなところで作ればよい。

そのように考えてくると、現在着手しているDFC(Direct From Consumer)商品化もコンテンツを制作するのではなく、ユーザーにデータへのアクセスを提供するツールであるべきだ。つまりDFCはインターフェースとフィルタリングが肝であり、データの分析や解釈はユーザーに任せるべきなのだ。ここが重要だ。そして、やはりシンプルなツールに徹するべきだろう。 続きを読む