選択の自由

先週は雑事であわただしく過ごし、ブログの方もおろそかになってしまった。なんだかんだと言っているうちに6月に入り、しかも今日は梅雨入りの可能性まで天気予報で言われている。夏はもうすぐだ。

夏へ向けてわれわれが取り組まなければならないのは、まず、TOBYOの全文検索を全病名へ拡大することである。これができた段階で、名実ともにTOBYOはベータ版となる。春先、アルファ版の段階では、会う人から異口同音に「TOBYOは、結局、闘病記のリンク集なのか?」と言われていた。あの段階では、たとえ闘病記の収録数は大きいとしても、たしかに「リンク集」と言われてもしかたない状態であった。それに闘病記のリンク集なら従来からいくつか存在したし、今後も出てくるだろうが、結局、ある地点まで行ってしまえば「リンク集のジレンマ」とでも言うべき問題に直面するとも思っていた。 続きを読む

日経新聞にTOBYOが紹介されました。

今朝(6月1日)、日本経済新聞の医療欄でTOBYOが紹介されました。

記事にはTOBYOのほか、ディペックス・ジャパンさんとライフパレットさんが紹介され、今日の患者体験共有サービスの概況が報じられています。この記事を読みながら、実は「事実と編集」という問題を考えさせられました。TOBYOの立ち位置についての示唆を得たと思えます。このテーマでエントリも書きかけたのですが、この論考はまた別の機会に譲りたいと考えています。つまり、当方にとっては「テキスト生産性の高い記事」であったと言えます。その意味で日経さんには感謝いたします。

三宅 啓  INITIATIVE INC.