(by John Sharp)
昨日エントリーでは、医学教育へWeb2.0を活用していこうという動きを紹介した。さて、先行するWeb2.0に触発され、Health2.0などの動きが医療分野でも出てきているのだが、改めて考えて見ると、そこには「TOBYO」のような患者側に立脚点を置いたサービスと、医療現場に浸透し活用されていくサービスの二つの方向がある。 続きを読む
(by John Sharp)
昨日エントリーでは、医学教育へWeb2.0を活用していこうという動きを紹介した。さて、先行するWeb2.0に触発され、Health2.0などの動きが医療分野でも出てきているのだが、改めて考えて見ると、そこには「TOBYO」のような患者側に立脚点を置いたサービスと、医療現場に浸透し活用されていくサービスの二つの方向がある。 続きを読む
(AskDrWikiからアップされた心エコー図)
米国で医学教育にWeb2.0ツールを利用するケースが増えてきている。来月オハイオ州で開催されるIAMSE(国際医学教育者協会)の年次総会では、このブログでも紹介してきたAskDrWikiが教育ツールとしてプレゼンテーションされる予定。
AskDrWikiでは、すでに約140本もの冠動脈造影図ビデオ等をYouTubeにアップしているが、特にYouTubeを医学教育に活用する例が増加している。特に看護師教育が活発で、看護師教育専門誌「看護教育展望」では先日「看護教育2.0:YouTube」( Diane J. Skiba)と題された論文が掲載された。その中でYouTubeを使った教育のことを、”YouNiversities”(!)ともじって紹介していたが、これには笑えた。いくつかYouTubeの医学教育関係ビデオを見てみよう。
看護師勧誘のプロモーションムービー。ヒップ・ホップ感覚で若い看護師志望者や看護師に大人気。
サウスカロライナ医科大学看護学部のプロモーションビデオ
昨日とりあげた”WorldVistA”のようなオープンソースEHRを改めて考えてみると、日本ではほとんどこのようなものは紹介されないばかりか、「医療ITとは、大規模予算を前提に、官庁と大手ベンダーが扱うもの」等の黙契のようなものさえあるような気がする。 続きを読む
よく知られるように、2.0系のサービス開発では、俗に「LAMP」(Linux,Apache,MySQL,Pearl(or PHP))と言われるオープンソースのソフトウェアを使うのが一般的になり、従来よりもその開発コストは大幅に下がった。では医療IT分野ではどうだろうか?。EHR(Electronic Health Records)のオープンソース・ソフト”WorldVistA“が、米国で注目され始めている。 続きを読む