今月11日、次世代検索エンジンとの評判が高い「Powerset」が、一般向けデモバージョンをローンチした。デモバージョンだから、まだ検索対象はWikipediaとFreebaseに限られているようだ。Googleの独走状態が続く検索エンジンではあるが、ではGoogleがベストかと考えると、今のところ他に選択肢がないのでGoogleを使っているのが実状ではないか。 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: Web医療サービス
処方箋薬のSNS: eDrugSearch.com Community
eDrugSearch.comは昨年初めに米国でローンチされた処方箋薬検索サイトで、カナダをはじめ諸外国から米国に輸入される安価な処方箋薬やジェネリック薬品を、消費者が安心して利用できることをめざしている。また検索のみならず、当然規制の範囲内でだが、処方箋薬のディスカウント・ストアの役割もこのサイトは果たしているようだ。 続きを読む
医療価格情報を検索し共有するサービス: OutOfPocket.com
商品やサービスの品質と価格を事前に知ることは、消費者が選択の自由を行使するための基本的な前提である。とりわけ事前に価格が分かっていないものを「買う」ことなど、消費者にとって普通はありえないことである。だが、医療においてはちがう。事前に価格が知らされることはまれであり、事後的に開示されることの方が多い。この医療価格の不透明さは、特に医療機関ごとに価格差の大きい米国においては深刻な問題である。 続きを読む
Health2.0と闘病ネットワーク圏
昨日紹介したCHCFレポート「患者の叡智」だが、PDFファイルをダウンロードできるページを紹介したつもりだったのだが、どうやらリンクを貼り間違えていたようだ。あらためて下記に正しい場所を再掲しておきたい。
The Wisdom of Patients: Health Care Meets Online Social Media
このレポートが発表されて、米国ブロゴスフィアでは大きな反響が起きている。概して好感を持って迎えられているといえよう。昨年春ごろからムーブメントとしての体裁を整えて今日に至るHealth2.0であるが、そう言えば、これまで今回のレポートのようなまとまったパンフレットの類は存在していなかったのである。多数の論客が結集したムーブメントであるHealth2.0としては、これはある意味で不思議なことだ。 続きを読む
セマンティック検索エンジン”hakia”が医療バーティカル検索に対応
検索ワードの意味を解釈するセマンティック検索エンジンとして注目されているhakiaだが、昨日、医療分野のバーティカル検索に対応したと発表した。これにより、特に信頼性が求められる医療情報検索において、ユーザーは信頼できる情報ソースだけから求める情報を探し出すことができる。
hakiaはこの医療バーティカル検索のために情報ソースを限定しているが、Googleなど他の検索エンジンとの違いを、以下のように説明している
- 信頼性:
hakiaは信頼性を決定するために、米国医学図書館協会「品質の良い医療ウェブサイト」のリストを使用している。これらは検索結果ページのトップに、はっきりとマークされ表示される。 - 新鮮さ:
hakiaの検索結果トップには、最新のニュースがリストされる - 妥当性:
hakiaはセマンティック技術によって、良質の検索結果を提供することを約束する 続きを読む