医療情報検索と格闘するGoogle

PondGoogle

先週3月28日、Googleの公式ブログサイトに、Google副社長にして技術部門部長アダム・ボスワース氏の「どうやってあなたは、可能な限りベストの医療を受けていると知ることが出来るのか?」と題するエントリーがポストされ、ずいぶんと反響を呼んでいます。 続きを読む

オープン・ヘルスケア宣言(3):旧い基準を越えて行く 

「オープン・ヘルスケア宣言」の背景に、ソーシャルメディアの台頭があったことを昨日のエントリーでまとめてみました。初期のインターネット、いわゆるWeb1.0の時代においても「コマンド&コントロール」の発想は支配的であり、その時代に作られたHONコードなど医療Webサイト基準も色濃くその発想を持っていました。 続きを読む

オープン・ヘルスケア宣言(2): ソーシャルメディアの登場

MassSocialMedia

昨年10月末に発表された「オープン・ヘルスケア宣言」登場の背景として、ソーシャルメディアの登場がまず挙げられるでしょう。上図は、Web2.0の優れたビジョナリーであるディオン・ヒンチクリフが、自己のブログで先日発表したものです。 続きを読む

新しい医療サイト基準、「オープン・ヘルスケア宣言」(1)

昨日のエントリーで医療サイト基準と、それに基づく審査・認証の現状と問題点を考えてみました。特に日本の審査・認証団体の場合、基準コードやガイドラインの妥当性、審査や資格取得に伴う費用など、問題を抱えています。 Web上の医療関連サイトの情報掲出方法について、シンプルなガイドラインを開発し社会的な有用性を作り出すべきですが、これらの団体はむしろ恣意的で複雑な仕組みをつくり、無用なコストまで派生させてしまっているかに見えます。 続きを読む