「闘病ユニバース」についての覚書

TOBYO_Universe

TOBYOの位置づけというものを考えてみると、当初、原型となるアイデアが出来上がった時にはまだ不分明であり、やがてそれは「闘病ネットワーク圏」というビジョンが浮かび上がって、ようやく明確になったのである。以来、「闘病ネットワーク圏のインフラツール」というシンプルな説明が可能になったのだが、何度も繰り返すうちに「闘病ネットワーク圏」という表現自体に、今度は違和感を抱くようになってきたのである。

第一、ネット上の現象を指すのに「ネットワーク圏」などと言うのは、単なる言葉の繰り返しのようで表現がくどい。もっとすっきりとは言えないものか。できれば、佐々木俊尚氏の「インフォコモンズ」のようにかっこよく。そんなことを考えているうちに「闘病ユニバース」という言葉が口を衝いて出た。 続きを読む