Depression is going on

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日本の某宰相の国会答弁は、最近その「ぶれ」っぱなしの迷走ぶりが顕著だが、英国ではブラウン首相の「言い間違え」答弁が物議を醸している。

「世界は恐慌」。英国のブラウン首相が4日、国会でこう口を滑らせた。恐慌(depression)は景気後退(recession)より深刻な長期不況を指す。失業者が急増した1930年代の世界大恐慌を連想させ、企業や個人の景況感にも影響を及ぼしかねないため、首相官邸は「言い間違え」と釈明に躍起になっている。
野党・保守党のキャメロン党首との論戦中に「我々は“恐慌”脱出に向け世界全体で金融・財政政策に合意すべきだ」と発言した。「我々の知らない(恐慌の)兆候があるのか」とすかさず野党が追及し、後で首相報道官が「景気後退と言うつもりだった」と訂正するドタバタになった。(日経090204

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