医療提供のロングテール・モデル

HealthLongTail

先週、Health2.0ムーブメントきっての理論家であるスコット・シュリーブ医師が、次世代医療のイメージを、Web2.0のロングテール論になぞらえて発表した。まず上図を見ると、縦軸に患者アクセス数、横軸に提供治療法数をとったグラフ上に、ロングテール曲線が描かれている。従来たいていの患者は、「伝統的な医療業界」(たとえば診療所)から処方箋を受け取るなど、ある一定の限定された治療方法を提供されて満足していた。一般的な診療所の場合、およそ150から200程度の治療方法が提供されていると言われている。 続きを読む