ウェブ医療サービス時評 1206: コミュニケーションの貧困

thunderbirds.jpg

いよいよ梅雨入り。石神井公園を散歩すると、紫陽花のブルーとバイオレットが目に鮮やかだ。

さて、今月からローンチされた協和発酵キリンの「個別化医療・抗体医薬」啓発参加型キャンペーン「サンダーバード・コーポレーション」。従来の疾患啓発サイト・スタイルを壊し、まったく新しい社会的コミュニケーションを創造しようという意図はわかる。これまで製薬会社各社が多数作ってきた「疾患啓発サイト」なるものは、あまりにも画一的で凡庸で、ユーザーのアテンションを集めるパワーがなさすぎた。とにかく退屈でおもしろくなかったのだ。 続きを読む