三宅 啓 の紹介

株式会社イニシアティブ 代表 ネット上のすべての闘病体験を可視化し検索可能にすることをめざしています。

Health2.0プレゼンテーション

HealthcareFuture

以前のエントリでも触れたが、去る25日、「医療職スタッフトレーニングプログラム」が虎ノ門で開催され、NextDoctorsの石見社長がHealth2.0のプレゼンテーションをされたようだ。この模様は「芋づる日記」で紹介されている。「芋づる日記」は名前がおもしろいので、ちょくちょく読ませてもらっているが、医療に対する真摯な姿勢とワイドな関心領域を合わせ持つ貴重なブログサイトである。 続きを読む

ベンチャー的思考とは何か

VentureWay

世間は「大型連休」。天気も良いし、今日の新宿御苑周辺はのどかな空気が流れている。ワインとサンドウィッチをバスケットに入れて持ち出し、御苑の芝生の絨毯の上で広げ、気持ちの良い風に吹かれたいところであるが・・・。ベンチャー企業としては、しかもベータ版公開準備中の身としては、ゴールデンウイークもへちまも関係ない。ひたすら愚直に仕事を進めるのみ。

もとより、ベンチャー企業というビジネス・スタイルをどのように定義しても勝手だが、結局、ある一つの焦点を定めてこだわり、愚直な一点突破をはかることに尽きるのではないかと最近考えてみたりする。最初は、誰しも、新規ビジネスが醸し出すある種のロマンを語ったり描いたりするのだろうが、やがて余分な装飾は剥落していき、ビジネスは「ここを掴むしかない」という裸形の一点に収斂されて行く。つまり、最後に残るただ一つの流儀は「リアリズム」しかないはずなのだ。 続きを読む

Health2.0と闘病ネットワーク圏

PersonalHealth2

昨日紹介したCHCFレポート「患者の叡智」だが、PDFファイルをダウンロードできるページを紹介したつもりだったのだが、どうやらリンクを貼り間違えていたようだ。あらためて下記に正しい場所を再掲しておきたい。

The Wisdom of Patients: Health Care Meets Online Social Media

このレポートが発表されて、米国ブロゴスフィアでは大きな反響が起きている。概して好感を持って迎えられているといえよう。昨年春ごろからムーブメントとしての体裁を整えて今日に至るHealth2.0であるが、そう言えば、これまで今回のレポートのようなまとまったパンフレットの類は存在していなかったのである。多数の論客が結集したムーブメントであるHealth2.0としては、これはある意味で不思議なことだ。 続きを読む

患者の叡智 (Wisdom of Patients)

WisdomofPatients

一昨日、米国医療の先進的組織として知られるCHCF(California Health Care Foundation)が「患者の叡智。医療はオンライン・ソーシャルメディアと出会う」というレポートを発表した。これは、Health2.0ムーブメントを取り巻く状況を俯瞰する内容で、執筆陣もジェーン・サラソン・カーンをはじめ優秀な面々がそろい、読み応えのあるレポートになっている。レポートのPDFファイルは、ここで入手できる。 続きを読む

医療提供のロングテール・モデル

HealthLongTail

先週、Health2.0ムーブメントきっての理論家であるスコット・シュリーブ医師が、次世代医療のイメージを、Web2.0のロングテール論になぞらえて発表した。まず上図を見ると、縦軸に患者アクセス数、横軸に提供治療法数をとったグラフ上に、ロングテール曲線が描かれている。従来たいていの患者は、「伝統的な医療業界」(たとえば診療所)から処方箋を受け取るなど、ある一定の限定された治療方法を提供されて満足していた。一般的な診療所の場合、およそ150から200程度の治療方法が提供されていると言われている。 続きを読む