ウェブ医療サービス時評 2012.2

AdverseEvent

2月に入ったが例年にない寒さだ。先月下旬から当方、痛風発作に見舞われ自宅蟄居状態が続いたが、ようやく回復。歩行リハビリ中。「アルコール・リハビリ」もする予定。

さて年明け早々、WebMDの経営が行き詰まり、トップが辞任するというニュースが伝わってきた。あの「WebMD」がである。「まさか!」と思ってニュースを読むと、近年ユーザー離れとスポンサー離れがかなり深刻になっていたらしい。当然スポンサー筋は製薬企業中心だが、特に特許切れでジェネリックが進出している薬剤のプロモーション費用をすべてカットされたらしく、これが収益構造を直撃したようだ。

また、医師コミュニティの代表格だったSermoもここへきてかなり苦戦している。昨年12月のアクセスデータを見ると月間ユニークユーザー数激減(このままでいくと月間1万を切る)。訪問ユーザーの平均サイト滞在時間は5分。大丈夫か? 続きを読む