医薬品の検索連動広告規制に対するGoogleの提案

先週、米国FDAが医薬品ネット広告規制についての公聴会を開催した。FDAはこの春、製薬会社14社に対し、Googleなどの検索連動広告を使っての医薬品広告が、法律が定めるリスク情報表示を含んでいないと公開書簡で警告した。その後、FDAはインターネットとソーシャルメディアにおける医薬品のプロモーション活動に関する政策決定へ向けた検討を始めているが、今回の公聴会はその一環である。

この公聴会でGoogleはプレゼンテーションをおこない、FDAの意向に沿う新しい検索連動広告の標準テンプレートを提案した。Googleによれば、春以降、FDA書簡による指導によって、医薬品の検索連動広告は大幅にクリックスルーレートを落としているとのことである。

どうやらFDAは、これまで「グレーゾーン」であった医薬品の検索連動広告やFacebookなどのSNS内広告の規制に本格的に乗り出すようだ。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


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