iPhoneでモバイル医療情報サービス

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話題のアップル社iPhoneは、先週末三日間で約50万台を売り切った模様。このiPhone発売と同時に、iPhone対応の医療プロフェッショナル向け医療情報サービスが立ち上がった。

米国unbound medicine社は、どうやらiPhone登場にタイミングを合わせ周到にサービスを準備してきたようだ。同社は2000年から医療プロフェッショナル向けのPDA医療情報サービスを提供してきているが、iPhoneの画期的なインターフェイスを活用したサービスを新たにローンチした。

このunbound medicineは、基本的には医療現場における医療情報利用ニーズに対応するものであり、医学情報、薬物情報などの定評があるWeb上のデータベースを、iPhoneから手軽に利用できるようになっている。パッケージDBと違い、Web上のDBなので常に最新の更新情報を利用できる。主なWebデータベースは以下のとおり。

  • Harrison’s Manual of Medicine and Pocket Guide to Diagnostic Tests from McGraw-Hill
  • 5-Minute Clinical Consult from Lippincott Williams & Wilkins
  • Red Book? from the American Academy of Pediatrics
  • Davis’s Drug Guide and Taber’s Cyclopedic Medical Dictionary from F.A. Davis

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プロプライエタリなDBのみならず、EHRのワイヤレス端末としても利用できたり、医療者向けWikiにアクセスできたりできれば、さらに医療現場で活躍するのではないか。

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