薬の飲み忘れ防止ツール:GlowCaps

Vitality GlowCaps from Vitality on Vimeo.

実は、当方は痛風歴20数年になる。定期的に専門医の検診を受けており、毎朝、尿酸排泄剤など二種類の薬を服用している。こうして尿酸をコントロールするようになってから、以前頻発していた痛風発作はまったく起きなくなった。それに毎晩、安心してビールが飲めるのもうれしい。

だが、ときとして薬を飲み忘れることがあり、またどちらかと言えばあまり薬は好きでもないので、長い期間のうちに薬が机の引き出しにザクザクたまってしまう。これはもったいないが、かといって「まとめ飲み」するわけにもいかない。また、尿酸もこれでは十分にコントロールが利かなくなる。そこで、当方のような「ズボラで薬ギライ」の患者のために発案されたのが「飲み忘れ防止ツール&サービス」である。

このGlowCaps というツールにしてサービスは、ネットワーク接続された薬瓶ツールを中心に、服用時刻を知らせるリマインダー、服用状態データの家族や友人との共有サービス、自動リフィル、医師への服用状態報告などが提供されている。仕組みは非常にシンプルだが、ネットワークとツールがうまく組み合わされている。まだまだ、ここから様々な医療サービスへと拡張できそうな気もする。シンプルでありながらも、「家庭、薬局、病院」の三つの現場をネットワークする医療サービスになっている。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


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