DATA: EHRに対する米国生活者の不安

DATA
半数に近い米国生活者はEHR(Electronic Health Records)に対し不安を感じている。
“Time Warner Cable Business Class”は昨年12月、米国生活者のEHR意識調査を実施し、先月調査結果を公表した。

調査によると、回答者の38%はEHRは「良い考えだ」、17%は「悪い考えだ」と答えている。最も多い「不安である」は回答者の45%を占めた。

また、回答者の63%がEHRは彼らの個人健康データのセキュリティとプライバシーを脅かすかもしれないと思っているとしている。EHRが広範囲に導入されるとすれば、回答者の77%は、彼ら自身の健康データのセキュリティとプライバシーをどのように確保するかを、医療者に尋ねるつもりだと考えている。

加えて、回答者の83%は彼らの健康データのセキュリティとプライバシーについて、記録が電子的に保存されアクセスされる時点が最も心配だと述べている。これに対し、17%は彼らのデータが医師と看護士に処理される時点が最も心配だと言っている。

「医療機関はEHRのプライバシーとセキュリティーの不安を解決しなければならない。そうでないと患者を失うリスクがある。」とTime Warner Cable Business Class のケン・フィッツパトリック主任部長は言っている。「医療機関は患者教育の機会と責任を負っている。プライバシーとセキュリティーの問題が適切に解決されるようにしなければならないだろう。」

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調査実施時期:2006年12月
回答者数:1099
調査主体:Time Warner Cable Business Class


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