「必要な時に医師に会えるのは、この世界のすべての人ではない。飢饉、戦争、そして病気に人々が苦しめられている地域ほど、一層このことは顕著だ。」(The Doctors Of The World)
NGOの”Doctors of the World”のポスター。数字は各地域の医師一人当たりの住民数を表す。ちなみに日本は500人。この数字はどの欧米諸国よりも高く、いわゆる先進国地域の中では最も高い。つまり住民あたりの医師数では先進国中最低であり、医師不足という日本の現状は、このような国際比較でもはっきりしている。
だが、アフリカ諸国の「医師一人当たり、住民5万人」という数字は悲惨と言うしかない。
The Doctors Of The World
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