一日だけの闘病

今朝起きると頭が割れるように重く、身体はコントロールを失いふらつくありさま。体温をはかると38.1度であった。ひたすら安静にして熱が下がるのを待ったが、体温はその後も上昇し38.7度に達した。39度になったら医者へ行こうと考えたが、「ひょっとして新型インフルエンザか?」という懸念も頭をもたげてきたのである。「闘病記を書かないとなあ」などと考えもした。だが昼頃に発汗があり、熱は下がり始めた。さっき(15時)はかってみると37.5度。山は越えたようだ。新型インフルエンザではなく、ただの風邪だったようだ。

そう言えば、昨日すでに兆候らしきものはあった。午前中、客がありTOBYOの現状と今後について意見交換をした。その際、実にありがたい願ってもないオファーを頂戴したのである。帰り際、客から「三宅さん。長かったね。」という言葉があった。この「長かったね」に万感の思いが込められているのを感じた。思い返せば本当に長かったが、ようやくここまで来た。だが、まだこれからである。

昼から、奥山と今年中の作業計画を作った。長大なタスクリストを整理し、優先順位を付け、日付を入れる。2~3時間はかかると覚悟していたが、集中して40分でできたのがうれしかった。そして立ち上がろうとして、軽い目眩におそわれた。すぐに治ったので気にしなかったが、実はこれが前兆であった。午前中にもらった「オファー」によってだろうが、なんだか緊張の糸が一気に切れたような気がしたが、こんな時に病気になりやすいのだろう。

今日は終日、自宅で「闘病」である。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


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