TOBYOの全体イメージを表現するイメージポスター第一弾できました。TOBYOのテーマは「闘病体験の共有」。闘病者の体験とナレジ&ウイズダムを、Webで、みんなで共有するための基本ツールであることをめざしていきます。私達は、日本初のHealth2.0(Health Care+Web2.0)のサービス実現へ向け疾走します。みなさんよろしくお願いします。
さて昨日、「日本医療焼きの原」論について述べました。私がこの件で思うのは、ここ10年ばかり日本の医療に対して生活者側の不信感がかなりの程度蓄積され、生活者側に「医療不信」という社会的な共通コードというか態度が出来上がってしまっているのではないかという疑念です。つまり医療を語るとき、その「医療不信」という共通コードの上でしか、自分の医療体験を確認し、モノを言い、報道するという医療に対する振る舞いができなくなっているのではないか。その空気を読んでいるから、マスコミも警察も医療側に偏った見方をしてしまうのかもしれません。
その医療不信が、いつごろ、何ゆえ形成されたのか原因究明するよりも、とにかく眼前の危機をどのように乗り越えるか、そのために行動することが優先されるのでしょう。直接的には日本医療の制度設計の問題でしょうが、政治家やお役人に下駄を預けるという発想をもういい加減やめたらどうでしょうか。