オンライフのサービス終了を惜しむ

onlife090707

7月24日をもってオンライフがサービスを終了するとのことである。突然の発表に驚いている。先月の当ブログのエントリ「日本のHealth2.0経済圏の創造へ向けて」に「エスタブリッシュメント側からも資金、人、知恵、情報が集まるような仕組みを作らなければならない」などと書いたが、当方はまさにちょうどそのスキームを作るべく動き出したところであり、当然、オンライフの皆さんにもご協力をお願いしようと考えていた。

サービス終了に至る経緯は「ヨセミテblog」に詳しく記されている。スタートアップ企業が直面する問題とその総括が率直に公開されているが、貴重な事業経験として、今後、ベンチャー企業コミュニティ全体に共有されるだろう。ここまで真摯に書かれた総括書に対し、あれこれ論評する必要はないと思った。四人の皆さんの決断を、素直に、そのまま、丸ごと受け止めたい。

それにしても残念だ。オンライフは日本のHealth2.0を牽引していく潜在力と方向性を具えていると、大きな期待をしていた。特にこの春からは、単なる「闘病記サイト」の限界を越えていこうという意欲が強く感じられただけに、非常に残念である。

残念な結果だが、オンライフの皆さんの果敢なチャレンジに拍手を送りたい。この経験を是非、次のチャレンジに活かしてください。そして、できればいつか改めて医療分野に新しい挑戦をしてください。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


オンライフのサービス終了を惜しむ” への1件のコメント

  1. はじめまして。
    記事を見て驚きました。
    私も言ってみれば同業者です。TOBYOさんと共に昨年、新聞に取り上げていただきました。
    ヨセミテさんの状況は手に取るようにわかるだけにホントに残念です。スタート時期も近く、リリース時期も近かったので、サービス内容は違いましたが注目してました。
    協力できることもあったかもしれないと思うと、早目にコンタクトしておけば良かったなぁと思いました。
    次のチャレンジに活かせると思うので、今後の活躍に期待したいですね。

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