開発すすむDFC

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TOBYOのB2Bプロジェクトとして取り組んできたDFC(Direct From Consumer)だが、現在、さまざまな人々の意見を聞きながら開発を進めている。これまで存在しなかったツールであるだけに、なかなかそのイメージを描いてもらうことが難しい場合もあるが、即座に全体像を理解してもらえることもある。

DFCは「患者が体験した事実をエキスパートに届けるためのツール」であるが、まず製薬会社向けに、薬剤にフォーカスした仕様を想定して開発を進めている。その後、医療機器、医学研究、医療機関、ペイヤーなどにもフィットする仕様を順次的に開発していくことになる。従来、「患者の声を聞く」ためにアンケートやインタビューなどの調査手法があったが、時間やコストの制約があり、なかなか思うようにはデータを集められなかった。これに対しDFCでは、いつでも必要なときに、リーズナブルなコストで納得の行くまで、膨大な量の患者体験データを効率良く調べることができるはずだ。 続きを読む