日曜日とタラ・ハント「ツイッターノミクス」(文藝春秋)

Tara_Hunt

春の到来。早くも来週あたりから桜が咲くらしい。

午前中、妻と新宿ピカデリーで「インビクタス」 を観る。ラグビー好きにはこたえられない映画。すでに語られたことではあるが、やはりネルソン・マンデラとリーダーシップ論について考えさせられた。だが早稲田ラグビーを辞めた中竹前監督の「フォロワーシップ論」もなかなか捨てたものではないと思う。

午後、墓参りに愛宕山の寺へ。その後、池袋でCDショップと書店を見て歩く。CDショップでスコット・ウォーカーのオリジナルLPを二枚発見。ジュンク堂でタラ・ハント「ツイッターノミクス」購入。

帰宅してスコット・ウォーカーの二枚を早速ターンテーブルに乗せて聴く。やはりフランスのジャック・ブレルへの傾倒を確認したが、この「早すぎる老成ぶり」をどのように解釈すればよいのだろうか。まるでフィル・スペクター・オーケストラをバックにジャック・ブレルが歌うような違和感を感じる。だが、それでいてボーカルの技術は完璧でしかも表現は深い。うますぎるところがスコット・ウォーカーの欠点だ。 続きを読む