2008/05

近未来に、SNSは空気のようなものになる?

2008/05/16 金曜日 - 19:29:46 by 三宅 啓

以前から、当方がよく読んで参考にしているSteve Rubel氏のブログ「Micro Persuasion」に、“The Promise and Peril of Ubiquitous Community”というエントリがポストされた。来週号AdAge誌のコラムに掲載されるようだが、SNSを中心に近未来のウェブ進化を論じたものである。

このエントリでは、今日のSNSが実現しているようなソーシャル機能が、やがて「ウェブ全体のソーシャル化」によってユビキタス化される、というビジョンが提起されている。つまり、特定のSNSサイトを訪問することによって提供されているソーシャル機能やコミュニティ機能が、いずれ「空気を呼吸するように」、ウェブ上のどこにユーザーがいようとも、いつでも即座に利用できるようになるはずだと予測しているのである。 »もっと読む・・・ »

英国の患者体験収集プロジェクト: Case Journal

2008/05/19 月曜日 - 19:17:32 by 三宅 啓

CaseJournal

先週、英国ガーディアン紙に、BMJ(British Medical Journal)の前編集長リチャード・スミス氏によって、患者体験を「ケースレポート」として大規模に集めるプロジェクト「Case Journal」に関する記事が投稿された。それによれば、従来の「ケースレポート」は医療者のみが執筆する専門的なレポートであったが、それを患者が自発的に書いた体験記まで含め、将来は大規模なオンライン患者体験DBに集約する計画であるらしい。

患者はこれまで、自分たちの体験したことを発信するメディアを持たなかったが、今やソーシャルメディアを使って、膨大な患者発の闘病情報が社会へ向け発信されるようになった。伝統的医療界の内部からも、今後、このような「患者発の情報を医療に活かす」という動きは当然出てくるだろう。 »もっと読む・・・ »

Google Healthベータ版、ついに一般公開へ

2008/05/20 火曜日 - 16:26:04 by 三宅 啓

Ghealth昨日19日、Google本社で「Factory Tour of Search」と題した報道関係者向け広報イベントが実施され、席上、マリッサ・メイヤーVPからGoogle Healthベータ版の公開が発表された。この広報イベントの模様は、「TechCrunch」で詳しくレポートされている。先週「Google Healthのビジネスモデルをめぐって」をポストしたが、あのエントリ中に「来る19日(月)にマウンテンビューの本拠Googleplexに幹部召集がかけられ、云々」と「Tom Foremskiブログ」を引用した件は、この「Factory Tour of Search」のことであったのだ。

さて、ようやくその姿を見せたGoogle Health。思えばここまでの道のりは長く、また波乱にとんだものであった。2年前の春に出るといわれながら、結局、出たのはGoogleCo-op。さらにその後、才気煥発アーキテクトであるアダム・ボスワースVP(当時)の指揮によって開発が進められたものの、昨夏のボスワース氏自身の「辞任劇」など、ずいぶんと話題を提供してくれたものである。 »もっと読む・・・ »

TOBYO事典(闘病記バーティカル検索エンジン)、もうすぐ公開

2008/05/21 水曜日 - 19:18:19 by 三宅 啓

TOBYO_Jiten

とうとうGoogle Healthのベータ版が公開されたが、TOBYOベータ版の公開準備も進んでいる。このベータ版に搭載される、闘病サイトだけを対象とするバーティカル検索エンジン「TOBYO事典」のテストを進めているが、われわれが当初予想していたよりも、一層、強力な仕上がりになってきているので公開が楽しみだ。

当初、TOBYO事典が検索対象とするのは「がん、良性腫瘍」分野の闘病サイト約1500で、対象総ページ数は約30万ページになる。企画段階でその検索能力や使用イメージなど、当然われわれは理解していたつもりだったのだが、いざ実際に使ってみると、予想以上に使い勝手のある便利な機能であることが体感できた。 »もっと読む・・・ »

医療情報と医療営業情報

2008/05/22 木曜日 - 19:31:46 by 三宅 啓

TOBYOベータ版の公開をひかえ、目下、プレゼンテーション素材などを準備している。二月に早々と「TOBYO STRUT」というテーマソングは作ったのだが、そのまま放置しておいた。このテーマソングは、プロモーション用のショートムービーのために制作したのだが、肝心のムービーの方はまだ手付かず状態である。一方、プレゼン用のスライドについては、ほぼ構想も決まり現在制作中。

ところで、プレゼンスライドを作りながらPCのファイルを整理していると、二三年前、ある大規模病院チェーンに提案したプロジェクト企画書が出てきた。ざっと見渡しているうちに、何か、はるか大昔の遺物を見るような感にとらわれたのは、ここ二三年のうちに当方のビジネス・スタンスが大幅に変わったこともあるのだろうか。はっきり言ってしまえば、われわれが医療機関に対してプロジェクト提案するようなことは、今後、もうないだろう。また、もしも仮にそのような機会があるとしても、それに取り組むだけのモチベーションが当方にはない。日本の医療機関から、新規性のある大規模プロジェクトが立ち上がることは、おそらくないと思っている。 »もっと読む・・・ »

TOBYOベータ版公開開始

2008/05/23 金曜日 - 18:35:05 by 三宅 啓

本日、TOBYOベータ版公開。「いつもどおり」と言うべきか、今回も遅れに遅れてしまい言い訳の余地もない。しかしこれでようやく、当初、われわれが構想していたTOBYOの基本像は出来上がったのだ。出来上がってみると、患者体験情報に特化したバーティカル検索エンジンとしては世界初である「TOBYO事典」が、TOBYOのコアに位置する機能であることが明確になった。 »もっと読む・・・ »

TOBYO: ベータ版からネクストステージへ

2008/05/26 月曜日 - 19:07:31 by 三宅 啓

TOBYO_Jiten

やっと先週末、公開までこぎつけたTOBYOベータ版。さいわい多くの方々から、様々に好意的な反応を頂戴し、感謝感激。ありがとうございます。これを励みとして、さらにネクストステージへ勇躍すべく想を練っている。

まず、TOBYOにおけるすべてのユーザー動線の起点となるバーティカル検索エンジン「TOBYO事典」のパワーアップ。とにかく、ここに注力したい。現在、「がん、良性腫瘍」分野の1500サイト、30万ページを検索対象としているが、これを秋までに全病名、5000サイト、100万ページへと拡大する。 »もっと読む・・・ »

ブログ主導型事業開発

2008/05/27 火曜日 - 20:16:06 by 三宅 啓

引き続き、TOBYOベータ版について様々な反響を頂戴しているが、Next Doctors’ Diaryから、「Welcome TOBYO !」というエントリをいただいた。

そのエントリには、「検索エンジンで『闘病記』、と検索しても闘病記を横断的に収集し、検索できるようにしているサービスは見かけません。逆にどうして今まで無かったのでしょうか?」とあるが、まさにこのような疑問から、われわれのTOBYOは始まったと言えるだろう。 »もっと読む・・・ »

固有名詞によって事実を可視化する

2008/05/29 木曜日 - 21:22:09 by 三宅 啓

TOBYOは先週末ベータ版を公開したが、実際に使ってもらったユーザーの方から様々なご指摘をいただいている。ありがたいことである。今後、機能改善を細かく積み上げると同時に、各機能のわかりやすい説明に留意しなければならない。「できる限りシンプルなツールを作る」ことを目指したのだが、まだまだ改善の余地はある。当然、ユーザーのご意見、ご要望を指針として進めていくことになるが、これから継続的にTOBYOを改善していくために、ユーザーが直接参加できるような仕組みも検討したい。 »もっと読む・・・ »