多彩に進化する闘病サイト

IgaEnikki

昨日のエントリで、ウェブ闘病記の独自性といったようなことを書いた。しかし「ウェブ闘病記」という表現をしてしまうから、リアル闘病記の代替物というイメージが付きまとうのかもしれない。だとすると、「ウェブ闘病記」よりも「闘病サイト」と言うべきなのだろう。

闘病サイトはリアルの闘病記に従属する存在ではなく、独自のコミュニケーション装置、あるいはメディアとしてますます多彩な展開を見せ始めている。たとえば最近、目につく機会が増えているのが「マンガの闘病サイト」である。その例として、楽天ブログで書かれている「Iga腎症絵日記」(作者:サジ54氏)などを見ると、テーマの消化の仕方も絵も非常にうまい。文字だけの闘病記よりも親しみやすく、ほっとするユーモアで気持がなごむ。今後ウェブ上で、「マンガ闘病記」という新しいジャンルが成立することさえ予感させるものがある。 続きを読む