2008/02

23andMeのブランド構築活動

2008/02/01 金曜日 - 14:56:24 by 三宅 啓

先ごろ、ヨーロッパ進出が話題になった遺伝子解読サービスの「23andMe」。先月ダボス会議でも出席著名人に無料テスト・デモを実施していたが、「遺伝子解読サービス」に対する認知獲得と理解形成のための広報活動を大々的に展開している。このビデオは先日米国CBSイブニングニュースでオンエアされたもの。(注:冒頭広告あり。その後ニュース本編。) »もっと読む・・・ »

ヴァーチャル・ドクター?、FreeMD

2008/02/02 土曜日 - 15:08:54 by 三宅 啓

freeMD

ウェブ上のヴァーチャル・ドクターによるヴァーチャル診察、FreeMD 。こういうサービスって、「ありそう」なんだけれど、なぜか今まで実際にお目にかかったことはなかった。あまりにも「直球」すぎて、かえって誰もまともに実現しようとはしなかった、ということかもしれない。その意味で、実際に「直球アイデア」を作ってしまったこと自体、たぶん「すごいコト」なのだろう。おそらく・・・・。 »もっと読む・・・ »

患者と医師の「体験」をマネタイズする:HealthLat

2008/02/03 日曜日 - 13:38:54 by 三宅 啓

HealthLat

HealthLatは、薬品や手術についての患者や医師の体験を集め提供するサイト。最近の医療情報提供サービスの傾向として、一般的な「医学情報」から、患者や医療者の「実体験の情報」へと情報内容はシフトして来ている。この背景には、医療情報の中心的メディアがレガシー・メディア(新聞、雑誌、書籍、テレビ等)からウェブへと変化したことが、やはり大きいファクターとしてあるだろう。最近の調査データなどにも示されているが、ウェブが名実ともに医療情報フローの主要インフラになり、これまで捉えがたかった個々の患者や医療者の体験情報までも、大量に収集し提供できるようになったのである。

だが現在問われていることは、これら患者や医療者によってもたらされる「現場の体験」の情報価値をどのようにマネタイズするかである。その注目すべき試行の一つがこのHealthLatなのだ。 »もっと読む・・・ »

NLMの医療用カスタム・ツールバー

2008/02/04 月曜日 - 15:27:28 by 三宅 啓

NLMtoolbar

世界で最大の医療図書館と言われる米国NLM(国立医学図書館)が、FireFox上で動くカスタム・ツールバーの提供を開始した。最近、当方はソーシャルブラウザ「Flock」を愛用しているが、中身はFireFoxなのでこのNLMツールバーも難なくインストールすることができた。上の写真(クリックで拡大表示)では「はてなツールバー」の上に見えるのがNLMツールバーだ。 »もっと読む・・・ »

製薬業界ニュース・アグリゲーター:WORLD PHARMA NEWS.net

2008/02/05 火曜日 - 16:28:39 by 三宅 啓

WPN

2月4日、製薬業界のニュースサイト「WORLD PHARMA NEWS」が新たにdiggスタイルのニュース・アグリゲーション・サイトをローンチした。今年は、Web2.0が企業などビジネスユースに浸透していくとの予測もある。ニュース・アグリゲーターは今さら目新しいものではないが、このケースのように、単に特定業界に特化しただけで相応の利用価値を生み出す可能性もまだ残っている。

昨日取り上げたNLMのツールバーもそうだが、既存の2.0ツールであっても、その対象を特化限定することによってニッチなニーズを捉える事が出来る。だが、問題もある。利用者を限定した場合、母集団が縮小されることによって、利用できる集合知の幅と深度が狭く浅くなってしまう。ニュース・アグリゲーション・サービスの場合、採集されるニュースとそれにたいする投票やコメントの数量が、母集団の縮小に比例して少なくなる可能性が強い。あくまで集合知パワーの前提は量的スケールであり、また一方では量的スケールが質的レベルを支えるという構造があるはずだ。この問題をどう解決するかが問われるだろう。

ちなみにこの「WORLD PHARMA NEWS」では「Pligg」というオープンソースのCMSが利用されている。

三宅 啓  INITIATIVE INC.

Blogged with Flock

オーストラリアからPHR新登場: miVitals

2008/02/06 水曜日 - 15:38:17 by 三宅 啓

miVitalsオーストラリアのスタートアップ企業からPHR(Personal Health Record)のニューフェースがローンチされた。「miVitals」は「健康とライフスタイルを記録するためのセキュアなオンライン・ストレージ・システム」と自らを定義している。「たいていの人は、自分の健康管理に従事するおよそ5人のプロフェッショナルを持っている。それはかかりつけ医、歯科医、眼科医、専門医、薬剤師などである」と説くmiVitalsは、生活者とこれら複数の医療プロフェッショナルが個人健康情報を共有するオンライン・ストレージになることを目指している。最初これら説明を読むと、「PHR」という言葉が全く出てこないので、今までにない新しいサービスであるかのように錯覚するが、その中身がやはりPHRであることに違いはない。 »もっと読む・・・ »

グローバル化する医師SNS

2008/02/07 木曜日 - 15:07:05 by 三宅 啓

DocCheck

米国の医師SNSが続々と隣国カナダへの進出を準備している。SermoやRelaxDocなどは、これまで会員資格として米国人医師であることしか認めていなかったが、今後、カナダ人医師も参加できるように会員資格条件を緩和する。

「何千というわけではないが、何百人かのカナダ人医師から問い合わせがあったのです。ご想像通りに、彼らはここに入ることを本当に切望しているのです。私たちは今年後半には、カナダの医師たちへ提案発表できる用意をしています。会員登録の方法は、これまでと違ったやり方になるかもしれません。間違いなく医師だけが参加できるようにチェックする仕組みを立ち上げねばなりません」とSermoのクレア・スピナ・ラッセル広報担当は述べている。 »もっと読む・・・ »

TOBYOアルファ版、もうすぐ公開

2008/02/08 金曜日 - 17:10:03 by 三宅 啓

TOBYO_reference

ようやく、TOBYO(闘病)アルファ版がほとんど出来上がった。もうすぐ、いわゆる「ステルス・モード」で静かに公開する予定。スタッフの中には「テープカットを!」との声もあるが、まだアルファ版なので大騒ぎする段階ではないだろう。当面はバグフィックス作業が続く。

たしかに長かった。当初計画では一年前に出来上がっていたはずなのだが、しかし、従来の日本の医療ウェブサービスとはまったく違う新しいものを目指して来たのだから、これは致し方ないことだとも思う。また予想外に時間がかかったせいで、かえってTOBYOの提供サービスについて考え方が深まった部分もある。 »もっと読む・・・ »

医療の「不足と過剰」についての考察

2008/02/11 月曜日 - 16:42:42 by 三宅 啓

binbou

「医療崩壊」という言葉がブーム的な様相を呈し始めたのは、たしか一昨年あたりからだろうか。以後、医師ブログなどを中心として様々に論じられてきたのであるが、最近は「医師不足」をこの「崩壊」の直接的原因として取り上げる論調が多いように感じる。たとえば「貧乏人は医者にかかるな!–医師不足が招く医療崩壊–」(永田宏著、集英社新書)も、その過度に扇情的な書名は別として、それらに連なる一冊と言えるだろう。

「しかし、あと数年もしないうちに、われわれは厳しい現実に直面しなければならなくなる。医師不足は産科と小児科に限った話ではない。地方の病院に限った話でもない。ほとんどあらゆる科目において、すでに医師不足が限界にまで達しつつある。団塊の世代が後期高齢期(75歳以上)を迎える2025年までには、外科をはじめとする

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新しい闘病者像: 「起業する闘病者」達

2008/02/12 火曜日 - 13:55:02 by 三宅 啓

SmartMedicalConsumer

一昨日(2月10日)の日経朝刊に、「乳がん患者、起業に動く。米国、闘病の経験、医療に生かせ」との記事が掲載されていた。

闘病生活の悩みから得たアイデアをきっかけに起業する乳がん患者の姿が米国で注目を集めている。「医療費を把握しやすいように」と開発したシステムや、着心地を改善した医療用衣類は「経験者ならでは」の工夫が施され好評だ。罹患率は日本の3倍以上の8人に1人。胸中は「不安を共有する別の患者に役立ちたい」という思いがにじむ。

(日経,08年2月10日)

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