2008年を迎えて
2008/01/04 金曜日 - 16:09:22 by 三宅 啓今年はいよいよ「TOBYO」(トービョー)が起動する年。予定では1月にアルファ版、3月にベータ版を公開することになる。当初計画よりも1年遅れとなったが、ようやく具体項目をタスクリスト化して一つ一つこなしていく段階に来た。われわれにとって2008年は、まずTOBYOを軌道に乗せる年である。 »もっと読む・・・ »
今年はいよいよ「TOBYO」(トービョー)が起動する年。予定では1月にアルファ版、3月にベータ版を公開することになる。当初計画よりも1年遅れとなったが、ようやく具体項目をタスクリスト化して一つ一つこなしていく段階に来た。われわれにとって2008年は、まずTOBYOを軌道に乗せる年である。 »もっと読む・・・ »
年末の英国BBCニュースは、英国NHS(国民保健サービス)がイングランド全住民を対象としたPHR「NHS Care Record Service」 (CRSと略す)のローンチを「最初の患者電子記録が新しいNHSオンライン・データベースにアップロードされた」と伝えた。これは予算総額120億ポンド(約2兆5千億円)に上る英国医療ITプログラムの一部分を構成するもので、現時点では、おそらく世界最大規模のPHRになるものと思われる。 »もっと読む・・・ »
年末のエントリーで医療界において頻繁に使用される「患者中心医療」という言葉が、現実には空々しいスローガンにしか過ぎず、医療現場において何の実体もないではないかと指摘しておいた。患者のみならず、顧客やユーザーが「中心」に位置づけられるのは他の全ての産業では「常識」であり、ことさら改めて言うまでもないことなのだが、医療ではそうではないからこそかくも頻繁に用いられるということか。また、これはおそらく「患者様」呼称と同じような種類の問題であり、生活者や患者側は容易にその虚構性を見抜いているのだが、医療界だけがそれに気づいていないということか。 »もっと読む・・・ »
ウェブは、時にはリアルでは困難な新しいプレイヤー同士の結びつきや経路を創出する。これは一種の流通変革と考えることもできよう。医療においてもその「流通」過程にウェブを介在させることによって、新しい経路が開かれ、新しい事業が生み出される可能性はある。ただ、その自由度は他の産業に比べるときわめて狭いだろう。自由自在に経路を開き、異なるプレイヤー同士の結びつきを作るには、医療を取り巻く諸規制はあまりにも厳格である。とは言え、消費者視点で従来の医療を変革する挑戦はすでに始まっている。昨年11月、DTC検査サービスをリニューアルし、サイトを新たにリローンチしたMyMedLabもその一つとして注目される。 »もっと読む・・・ »
7日のエントリーで英国NHS(国民保健サービス)のPHRローンチを取り上げた。これに対して、英国保守党の党首デビッド・キャメロン氏が全面的な批判を加えたことが報道されたのだが、この批判の内容が米国のHealth2.0コミュニティでちょっとした話題を呼んでいる。意外にもキャメロン党首の批判内容が、かなりHealth2.0ムーブメントを彷彿させるものだったからだ。 »もっと読む・・・ »
昨日エントリーで触れた英国保守党キャメロン党首のNHS批判は、今後の公的な医療情報システムのありかたに一石を投じるものである。たしかに英国のみならず、どこの国でも公的な情報システムは膨大な国家予算を投じて構築運用されるわりには、その利用頻度は少なく、巨大な浪費と損失に終わっているケースが多い。e-TAXや住基カードの例を出すまでもなく、とにかくこれまで「過去の成功事例」をまったく思い出せないほど「公的情報サービス」の信用は極端に低いのだ。 »もっと読む・・・ »
米国フォレスターリサーチ社は、生活者が医療情報をどのメディアで入手するのを好んでいるかに関する調査結果を発表した。その結果は「ウェブサイト」(35%)が他メディアを引き離してダントツ一位で、以下「雑誌」(16%)、「新聞」(14%)、「テレビ」(10%)と続く。今日、生活者にとってウェブが最も主要な医療情報メディアになっていることが示されている。
雑誌・新聞など記録性のある印刷媒体はまだ健闘しているが、一方テレビの存在感は薄く、これは近年顕著になりつつある欧米生活者のテレビ離れも影響しているかも。ただし、これら雑誌・新聞・テレビを「トラディショナル・メディア」と括ると40%を占め、これはウェブをしのぐ。しかし、新聞の発行部数減に代表されるように、これらトラディショナル・メディアに共通する衰退トレンドは、やがてウェブが確実に主流メディアになることを示している。
調査実施機関:フォレスターリサーチ
調査実施期間:2007年7月-9月
対象サンプル数:7500人
Xoova(ズーヴァ)は機能を絞った非常にシンプルな診察アポイントメント・サービスであるが、ここのところめざましい成長を見せており、昨年7月にリローンチして毎月平均70%づつページビューを増加させてきている。
「最初にXoovaが、自分自身のHealth2.0カテゴリーというものを創造したんだ」とXoovaのCEOトミー・マグロインは言う。「ウェブは、医師より前の段階に存在する第一の医療情報源なのだ。だが医療は、まだオフラインでローカルに提供されている。今日のトップ・ウェブ医療サイトは百科事典のように情報満載であるが、必ずしも行動的ではない。Xoovaの目標は意志決定領域の一部を獲得することだ。消費者が症状などの情報検索から、地元の医療提供サービスを見つけることへ移るそのときに、消費者が目指して行くべきところはwww.xoova.comになるだろう」。 »もっと読む・・・ »
先週のエントリーで取り上げた「データのポータビリティ(携行性、可搬性)」問題だが、ちょうど先週、GoogleとFacebookがこれに取り組む団体「DataPortability.org Work Group.」に加盟し、さらに二三日前にはLinkedIn, SixApart, Flickr, Twitterなども続々加入を表明するなど、いささかあわただしくもにわかに問題は焦点化されつつある。 »もっと読む・・・ »
大統領選挙予備選が米国各地で始まったが、医療改革が大きな争点の一つとなっている。ブロゴスフィアでも各候補者の医療政策を論じるエントリーが増えてきているが、これらの議論の土台となるマテリアルとして「HEALTHCARE’08」という政策マップが公開された。これは医療情報提供サービス・サイト「HealthCentral.com」が制作したもので、非常にシンプルながら良くできている。 »もっと読む・・・ »