これをHealth2.0と呼ぶべきかどうか躊躇われるところだが、とにかく今最も注目すべき新しいウェブ医療情報サービス領域の一つが、23andMeをはじめとする「個人遺伝子情報分析・保存、病気リスク予測」分野であることはまちがいない。今月に入って、各社一斉に商品化を表明している。だが、この分野に生活者・患者側の大きな潜在的ニーズがあるとは思われるものの、少なくとも次のような課題解決が必要条件となるだろう。
- 病気リスク予測精度の向上
- 個人遺伝子情報を活用する医療体制(医師、施設)の整備
- 個人遺伝子情報利用の法的環境整備