ジャングル・ビートとDFC

DFC101028

いきなり冬。コートを出した。今年の天候は極端だ。このまま厳寒の日々が来るのか。紅葉はどうなるのだろう。

一昨日、横浜へ山下達郎ライブを聞きに行った。昨年春も中野サンプラザで聞いたが、ボーカルパワーは今回の方が圧倒的に上。最初リズムがやや重いように感じたが、徐々に全速疾走。前半のジャングル・ビート(Bo Diddley!)ものメドレーが面白かった。お決まりの“心臓に指鉄砲”でのクラッカーなど、みんな楽しんでいたね。あっという間に3時間が経った。

ところで夏から開発に取り組んできたDFC(Direct From Consumer)(上図)だが、遅れてはいるものの進捗している。今日、ディスティラーが部分的に動くようになったので初めて使ってみたが、これは予想以上におもしろいツールになりそうだ。企画段階から「今までにないユニークなツール」というイメージを描いていたが、実際に動くさまを目にしてみて、たしかに今まで誰も体験したことのないユーザー・エクスペリエンス(ちとオーバーか?)だと思った。

疾患名を選択すると、「薬品、治療法、医療機関、医療機器」の四つのペインにその疾患に対応する固有名詞リストが表示される。まさに医療に関わる固有名詞群を闘病ユニバースから抽出する「蒸留器」(distiller)である。また、逆に薬品など固有名詞を指定して、疾患横断でその出現状況を可視化することもできる。このディスティラーの登場によって、膨大な闘病者体験データを縦横無尽に可視化し調べることが可能になる。

やはり実際に動くものが出来上がってくると嬉しいものだ。まだ初期段階ではあるが、しっかり手応えを感じた。ジャングル・ビートの乗りで、一気呵成に完成まで疾走したい。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


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