「Onlife×TOBYO」交歓ランチョン

Onlife×TOBYOリニューアルオープンしたOnlifeを開発された株式会社ヨセミテの津田社長、塚田副社長、高橋プロデューサー、秋田さんの皆さんが、本日、当方へご来訪。秋晴れのお昼時。新宿御苑横のレストランでランチをいただきながら交歓。(写真)

「パブリック」という問題意識をきちんと持った集団が、日本で新しい医療情報サービスにチャレンジしようとしている。単純にこのことが嬉しいし、素晴らしい。

これまで、日本のネット医療情報サービス分野はかなり閑散とした状況であった。今日も話に出たが、まずプレイヤーの数が少な過ぎた。そしてそれ以上に、どのような問題意識で医療分野に取り組むかについて、密度をもった議論やビジョンが等閑視されていたとも思える。医療の専門家である必要はないが、少なくとも自分たちの言葉で、自分たちの立ち位置と医療分野への向き合い方は表現しなければならない。その意味で津田社長から「パブリック」という言葉を聞かせてもらい、当方の問題意識とシンクロしシェアできると感じた。

このブログでも再三「パブリックスフィア」ということを書いてきたが、もともと社名「イニシアティブ」はハンナ・アーレントの著作から思いついたものであり、起業時よりパブリックは常に当方のテーマであった。闘病ネットワーク圏という考え方も、パブリックという概念から生まれたものだ。TOBYOは、闘病ネットワーク圏というパブリックスフィアのインフラ・ツールとして使ってもらいたい。

OnlifeとTOBYO。それぞれ違う個性を持ったプロジェクトだが、同じ「パブリック」というテーマに向けての実践的なチャレンジという点で通底するプロジェクトである。このことが確認できた有意義なランチョンであった。

ヨセミテの皆さん、ありがとうございました。

三宅 啓  INITIATIVE INC.


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