200７年が始まりました。本年もよろしくおねがいします。
さて、今年2007年は、いよいよ新しい医療情報サービス「TOBYO」がデビューする年です。現在、サイト構築作業に取り組んでいますが、TOBYOアルファ版は二月から、ベータ版は四月からスタートする予定です。
TOBYOが目指すものは、「闘病者体験の共有と活用」。インターネット上に多数存在する貴重な闘病体験記録（闘病記）を、 みんなで活用するためのツールを提供します。「闘病記をさがす」、「闘病情報を検索する」、「みんなで闘病情報を整理する」の三つの基本機能を用意する予定です。
闘病記をさがす
ネット上に闘病記はたくさん存在しますが、Googleなど一般の検索エンジンで簡単に見つけられるものは、そのうちの一部分です。大半の闘病記は、 見つけるのに骨が折れます。一般に闘病記サイトは「個人サイトである」、「アクセス数がすくない」、「闘病を連想させる言葉が、サイトネームに入っていない」などの理由から、探しにくくなっています。TOBYOは、簡単に条件に合う、読みたい闘病記を見つけられます。
闘病情報を探す
「闘病記をさがす」場合は、たとえてみると、「一冊の本」としての闘病記をさがすのに似ています。ところで、特定の検査方法や治療方法、医療機関などの情報を調べる場合、これは、たとえてみると「百科事典で調べたい項目をひく」のに似ています。 TOBYOでは、多数の闘病記からなる情報集合体を、巨大な闘病百科事典と見立てて、そこから調べたい情報を検索することができます。ある病院で、実際に治療を受けた人の感想を聞きたいときなどに便利です。
みんなで闘病情報を整理する
TOBYOは、実際に闘病生活を送っている闘病者が、ネット上で調べ物をした結果を整理し分類し、評価するのにお役立ちします。闘病者自身の情報整理が、他の闘病者の参考情報となります。ネット上に散在するさまざまな闘病情報を、みんなで役に立つように、みんなで整理するツールを用意しました。
今後、少しづつご紹介していきますので、よろしく。
