新医療情報サービス「TOBYO」スタートへ向けて

こんにちは。はじめまして。
三宅啓(株式会社イニシアティブ)です。

私たち、㈱イニシアティブは、医療の分野で新しいWebサービスを開発することをめざすベンチャー企業です。この度、新しい医療情報サービス「TOBYO」を、来年2月にリリースする運びとなりました。

起業以来、欧米で提唱された患者経験調査システムの開発や、国内大手医療機関のWebサービス開発などに取り組んできました。 それらを通じて得られた研究成果は、まるでジクソーパズルのピースが嵌っていくように、徐々に一つの絵を描きはじめ、やがて「2.0-UGC」という最後のミッシングピースが見つかって、とうとう「TOBYOプロジェクト」という具体的な姿形をとるに至りました。思えば、ずいぶん時が経ち、日が過ぎ、遠くまでやって来たものです。

TOBYOについては、これから、少しづつお話ししていくつもりですが、この開発日誌は、TOBYOの開発過程をできる限りオープンに開示し、広く社会からご意見をいただこうという目的をまず持っています。

二番目に、特に2006年になって、米国ではWeb2.0のインパクトを受け、新しい考え方の医療Webサービスを生み出そう という気運が高まってきています。たとえば、今年10月末に発表された「Open Healthcare Manifesto」などは、その一つの具体例です。これら海外のみならず国内も含め、新しいWebベースの医療サービスの動向、そして問題点を考えるのが、二番目のこの日誌の目的です。

最後に、日本医療界では「2006年の最大のキイワードは医療崩壊であった」と言われているようです。 私たちがTOBYOでめざすものは「闘病者体験の共有」であり、闘病者の目線から日本医療の現状を見て、問題を考えていくことです。この開発日誌でも折に触れて、議論していきたいと考えています。

と、まぁ、志は高く、少しづつやっていきましょう。

今後ともよろしくお願いします。


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